どんぐりの家の「ココが安心」

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徹底した地盤調査

地盤調査
地盤調査
安心して暮らせるマイホームを建てるために「地盤の強さ」を知って適切な対策をすることが、住まいづくりの第一歩です。グッドリビングでは、地盤調査・解析、対策提案、地盤品質についての品質保証書を、地番調査・解析のエキスパート企業からいただいています。
地盤調査では、以下の3つのことがポイントとなります。

地盤の強さ

法令で定められた計算式を用いて、地盤の強さ(=長期許容応力度:壊れにくさ)を算出します。算出された値は、必ず「家の荷重<長期許容応力度」とならなくてはいけません。

地盤のバランス

JHS独自の基準によって、不均質な地盤の有無を確認します。家屋を安全に建築するには、バランスの良い地盤に基礎が支持されることが大切です。

地盤の沈下・変形

地盤の耐える力を正確に得るために、地盤の沈下・変形の確認が必要です。「地盤の強さ」が壊れにくさを表すのに対して、沈下・変形は「地盤の軟らかさ」(荷重をかけた時の変形のしやすさ)を表します。

確実な基礎工事

「基礎」は、建物の重量や地震・台風などの外力をしっかりと地盤に伝えるという重要な役割を担っています。「どんぐりの家」では、鉄筋コンクリートによる「耐震ベタ基礎工法」を標準で採用しています。この基礎は、地盤に施工された鉄筋コンクリートの面全体で建物を受け止めて力を分散します。厚さ150㎜の土間コンクリートのベース全面に、太さ13㎜(D13)の鉄筋を200㎜ピッチで配列しています。この高剛性の基礎と、ホールダウン金物、アンカーボルトで、柱・土台と強固に緊結された構造体が、大切な住まいを力強く支えています。
さらに、床下の換気に「基礎パッキン方式」を採用することによって、基礎を欠損のない連続した一体構造として、建物の荷重や揺れを効果的に地盤に伝達させます。基礎パッキン工法は、従来の工法では換気できない床下の入り組んだコーナーの隅々まで湿気を残さず排出して、乾燥した床下状態を保ちます。
また、土台(木)がコンクリートに接していると、空気に触れなくなるためコンクリートの湿気を吸収して土台が腐りやすくなり、シロアリが好む状態が発生します。基礎と土台の間にパッキンを設置すると、土台の乾燥状態が保たれて、シロアリが生息しにくい床下環境になります。なお、プランニングに合わせて、基礎断熱工法も行っています。

腐朽菌・シロアリから守る土台づくり

木造住宅の寿命を延ばすには、土台や木材を腐朽菌・シロアリなどから守らねばなりません。「どんぐりの家」では、土台には国産材の秩父桧(ひのき)を採用し、ヒトやペットにも安全なホウ酸塩で、プレカット時に防腐・防蟻処理を行っています。この効果は半永久的に持続します。
人畜無害で効果の持続するホウ酸を、プレカットした段階で、全部材にホウ酸塩水溶液を注入することで、全部材の継ぎ手・ボルト穴・ほぞ穴などまでの表面を、完璧にホウ酸塩処理することが可能になりました。

ホウ酸塩とは
「ホウ酸塩」はホウ素と酸素を含む無機物で、自然界には海水・淡水・土壌など、どこにでも存在します。動物も植物もホウ酸塩なしでは生きられず、人間が健康な生活を続けるには、1日あたり1~3mgのホウ素が必要です。ホウ素不足を防ぐためのサプリメントも販売されています。
一方、生体内にホウ酸塩が過剰になると、ホウ酸塩は生体内の糖アルコールを含む補酵素と反応してしまいます。こうなると、生物は食物をエネルギーに変換できなくなり、飢え死にしてしまいます。このようにホウ酸塩には、一般の殺虫剤のような速効性はありませんが、この代謝阻害は生物の根源的な作用のため、生物がホウ酸塩に対して耐性を獲得することもありません。
ただし、昆虫や木材腐朽菌などの下等生物は、過剰なホウ酸塩を排出することができませんが、人や犬などの哺乳類は、生体内に必要な量だけのホウ酸塩を吸収して、残りは腎臓を通じて排出してしまいますので安全なのです。

地震・台風にも安心の耐震性能

地震や台風の時には、住宅に横方向の力が加わります。これまでの軸組工法では、この力を受け止める手段として柱・梁の間に「筋交い(すじかい)」を斜めに入れて建物を補強してきました。ただし筋交いは、圧縮方向の力に対しては有効に働きますが、引っ張りに対しては十分な抵抗力があるとは言えません。また、外からの力が柱や接合部に集中してしまうために(その力を)吸収できずに建物全体が変形してしまう恐れもあります。
「どんぐりの家」の工法は、
●屋根形状やレイアウトの自由度が高い
●増改築やメンテナンス性に優れている
●無垢の梁や柱という木の温もりが感じられる
などのメリットがある「木造軸組工法」が基本になっていますが、柱・梁の骨組みで構成される軸組工法に加えて筋交いも併用しながら、柱・梁・土台などの接合部分を、大量の耐震金具(各種ボルトや補強プレート類など)を使って補強し、構造用のパネル「モイスTM」で壁を一体化することによって、地震などの外から加わる力を建物全体に分散し、高い耐震性能を発揮しています。
この「木造軸組工法+金物・パネル工法」によって、家族の安全や財産を地震や台風の脅威から守る高い耐震性能を備え、自然素材住宅の特徴でもある、ダイナミックな構造体の梁をそのまま見せる「現し(あらわし)」の施工や、無垢の木に囲まれた心地良い空間を生みだしています。

「モイスTM」を採用した強固な耐力壁

筋交いは、圧縮方向の力に対しては有効に働きますが、引っ張りに対して十分な抵抗力があるとは言えないことから「どんぐりの家」では、天然素材の調湿建材「モイスTM」を採用しています。このモイスは、天然素材である「土壁+木」を進化させた理想の建材で、地震に強い大きな壁倍率を誇ります。
モイスTMなら壁面が一体となって力が分散されるので、地震に強く、揺れをしっかりと受け止めます。また、モイスは、天然素材の鉱物「バーミキュライト」が主成分で天然素材のみで作られ、有害物質を含まないため、シックハウス症候群を防ぎ、家屋を壊した後も土に還すことができる素材です。さらに、モイスは無機素材のために火災に強く、しかも木のような粘り強さがあるため、地震や台風などから建物を守るのです。
強固な耐力壁
強固な耐力壁

筋かいは、圧縮方向の力に対しては有効に働きますが、引っ張りに対して
十分な抵抗力があるとは言えません。

強固な耐力壁
強固な耐力壁

モイスTMなら、壁面が一体となり、力が分散されるので地震に強く、
しっかり受け止めます。


またモイスTMは、耐震性のほかにも、耐火性・断熱性・防音性にも優れ、結露しにくく、環境にもやさしい優れた壁材です。
安心の耐震性能